『曙塗り(あけぼのぬり)』

『曙塗り(あけぼのぬり)』
画像


下塗りに赤漆を塗り仕上げを黒に塗ったあと、

磨き赤の部分が少し見えるようにした塗り方、

曙光のように闇から光がさすような印象の塗り方から

そう呼ばれるそうです。

また反対に中塗りを黒で塗り、上塗りを朱色に塗ったあと、

磨き下の黒色がところどころ表面に見える塗り方(磨かない場合もある)

名前の由来は紀州根来寺で僧が作ったのが

起こりとされている根来塗り(ねごろぬり)もあります。



当初このようなカウンターでした。
画像



兵庫県姫路市に
カウンターテーブルに曙塗りを取り入れた和食の店
があると聞き、見学に行きました。
画像



ひと目で惚れ込み、開店迫る時期に改装を決めました。
画像


カウンターをすべて取り壊し、飛騨の古民家業者に原型を依頼し、

福井の漆器職人さんに塗りをお願いしました。

画像


まずカウンターに麻布を使って全体に『布張り(ぬのばり)』をします。
黒、朱、茶などのカシュー塗料を何層も塗り重ねて行きます。

研ぎ出し(塗り上げたあと、仕上げの前に磨くこと、
また最終段階に磨くことで艶に深みを出すために行う。)した後に、

透明を塗って完成したものが現在のカウンターです。
画像

画像

・・・・・今では、歴史と共にキズも入っておりますが、
曙塗りをしたカウンターテーブルは希少であると共に、
味に深みがあります。塗りが落ち着くまでに10年はかかるそうです。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック